本体価格2,000万円以下のおすすめハウスメーカー5選【2026年最新】

本体価格2,000万円以内のおすすめハウスメーカー5選【2026年最新】
増田 圭太

注文住宅を建てたいけれど、予算は2,000万円まで。「本当にこの金額で建てられるの?」「安い会社を選んで後悔しない?」と不安になりますよね。

結論から言うと、税込本体価格2,000万円以内で建てられるハウスメーカーは実在します。ただし、同じハウスメーカーでも、商品によって住宅性能や間取りの自由度は異なります

この記事では、全国・広域対応のハウスメーカー約30社の中から、税込本体価格2,000万円以内で建てられる5商品を選び、それぞれの強みや注意点を比較します。

5商品の比較条件
  • 建物規模:24〜30坪・2階建て
  • 価格の基準:税込本体価格2,000万円以内(付帯工事費・土地代を含まない)
  • 評価方法:断熱・気密・耐震・保証・デザイン・メンテナンスコストの6項目を各5点満点、合計30点で採点

なお、断熱等級・C値・耐震等級・保証年数は、各社が公表している数値をもとにしています。デザインとメンテナンスコストは編集部独自の評価です。

目次

本体2,000万円以内で建てられるおすすめハウスメーカー5選

まずは、5社の比較結果を一覧にまとめました。各社とも、税込本体価格2,000万円以内で狙える商品グレードを基準に採点しています。

スクロールできます
会社名想定グレード価格帯断熱気密耐震保証デザインメンテコスト合計
一条工務店HUGme1,639万円〜4.54.05.04.03.04.024.5
桧家住宅スマートワンSELECT約2,000万円
(30坪)
4.04.54.05.03.53.024.0
秀光ビルドSK-FINE+1,400〜2,000万円4.02.05.03.53.53.521.5
タマホーム大安心の家約1,960万円
(28坪)
3.52.53.54.54.03.021.0
アイダ設計999万円の家999万円
(24坪3LDK)
3.02.03.53.53.03.518.5
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5社の特徴を簡潔にまとめると、次のとおりです。

  • 一条工務店:断熱性や耐震性など、住宅性能の高さが魅力
  • 桧家住宅:全館空調で家じゅうを快適に保ちやすい
  • 秀光ビルド:耐震性能を重視した家づくりに強み
  • タマホーム:全国対応と自由設計、保証の手厚さが魅力
  • アイダ設計:とにかくコストを抑えられる

① 一条工務店|HUGme(税込本体1,639万円〜)

一条工務店 HUGme

2,000万円以内で一条工務店を検討するなら、規格住宅シリーズのHUGme(ハグミー)が対象です。税込本体価格は1,639万円〜で、約100種類のプランから希望に近い間取りを選べます。

断熱気密耐震保証デザインメンテコスト合計
4.54.05.04.03.04.024.5

6項目の合計は24.5点で、今回紹介する5社の中では最も高い評価となりました。

HUGmeの強み

断熱性能耐震性能です。

規格住宅でありながら、一条工務店が自社基準として掲げる断熱等級6、気密性能C値0.59耐震等級3をいずれも満たしています。価格を抑えつつ、高い性能水準を確保している点が大きな強みです。

HUGmeの弱み

設計の自由度です。

規格住宅である以上、間取りや仕様をゼロから自由に組み立てることはできません。実際に「希望に合う間取りが見つからなかった」「標準設備が使いにくい」といった声もあります。

プラン集だけで判断せず、ショールームで間取りや設備の使い勝手を確認しておきましょう。

HUGmeが向いている人

間取りの自由度よりも、住宅性能や将来の光熱費を重視したい人

増田 圭太

一条工務店のHUGmeは、業界最高クラスの住宅性能を備えながら、規格住宅にすることでコストを抑えた住まいだと言えます。

② 桧家住宅|スマートワンSELECT(30坪 約2,000万円)

桧家住宅 スマートワンSELECT

桧家住宅で2,000万円以内に抑えるなら、規格住宅のスマートワンSELECTが対象です。坪単価は67万円が目安で、30坪の2階建てなら本体価格約2,000万円に収まる計算です。

断熱気密耐震保証デザインメンテコスト合計
4.04.54.05.03.53.024.0

6項目の合計は24.0点。一条工務店に次ぐ評価となりました。

スマートワンSELECTの強み

気密性能と快適性です。

C値は0.31と業界でも最高クラスの水準です。さらに、桧家住宅の代名詞ともいえる全館空調「Z空調」が標準採用されています。リビングや廊下、脱衣所などの温度差を抑え、家全体を一年中快適な温度に保てる点が強みです。

スマートワンSELECTの弱み

メンテナンスコストです。

「Z空調が故障したときの交換費用が高い」という声もあります。交換時にはまとまった費用がかかるため、契約前に故障時の交換費用定期点検にかかる費用を営業担当へ確認してください。

スマートワンSELECTが向いている人

住み心地の良さを重視し、全館空調の維持費を許容できる人

増田 圭太

桧家住宅のスマートワンSELECTは、メンテナンス費用がかかるものの、快適な温熱環境を実現できる住まいだと言えます。

③ 秀光ビルド|SK-FINE+(1,400〜2,000万円)

秀光ビルド SK-FINE+

秀光ビルドで2,000万円以内に抑えるなら、SK-FINE+(ファインプラス)が対象です。地震保証付きの「プラスシリーズ」の中では最も価格を抑えたグレードで、規格住宅と注文住宅のどちらにも対応しています。

断熱気密耐震保証デザインメンテコスト合計
4.02.05.03.53.53.521.5

6項目の合計は21.5点です。

SK-FINE+の強み

耐震性能です。

耐震等級3を、簡易な壁量計算ではなく許容応力度計算によって確保しています。加えて制震ダンパーを搭載しているため、「地震に耐える」だけでなく「揺れそのものを抑える」設計思想になっている点が特徴です。

長期優良住宅仕様にも対応していますが、認定申請には別途費用がかかります。仕様の選択肢が多く、選ぶ過程が分かりやすく整理されているのも評価できます。

SK-FINE+の弱み

対応エリアです。

広域展開を進めている一方で、北海道・南関東・沖縄には店舗がなく、東北・中国・九州も店舗数が限られているため、検討する際はまず公式サイトで最寄りの店舗を確認してください。

SK-FINE+が向いている人

耐震性能を重視し、規格住宅と注文住宅のどちらも検討したい人

増田 圭太

秀光ビルドのSK-FINE+は、対応エリアは限られるものの、地震への安心とデザイン性を両立できる住まいだと言えます。

④ タマホーム|大安心の家(28坪 約1,960万円)

タマホーム 大安心の家

大安心の家は、タマホームのメイン商品のひとつです。坪単価は70万円台が目安で、28坪の2階建てであれば本体価格を約1,960万円に抑えられます。規格住宅ではなく、自由設計に対応している点も特徴です。

断熱気密耐震保証デザインメンテコスト合計
3.52.53.54.54.03.021.0

6項目の合計は21.0点です。

大安心の家の強み

耐震性能保証です。

断熱性能は等級5と標準的な水準ですが、耐震性能は最高等級である耐震等級3を確保しています。住宅保証は初期20年・最長60年と手厚く、全国展開による対応エリアの広さも魅力です。

自由設計の注文住宅を、この価格帯で建てられる点も強みです。

大安心の家の弱み

気密性能です。

タマホームでは、現場での気密測定を実施していません。そのため、完成した住宅の気密性能をC値で確認することはできません。

また、「施工品質にばらつきがある」という声も見られます。気密性能や室内の快適さを最優先する人には、あまり向いていません。

大安心の家が向いている人

間取りの自由度や全国展開の安心感を重視し、住宅性能は標準的な水準で十分な人

増田 圭太

タマホームの大安心の家は、コストを抑えながら自由設計を実現できる住まいだと言えます。

⑤ アイダ設計|999万円の家(24坪3LDK 999万円)

アイダ設計 999万円の家

アイダ設計の999万円の家は、24坪・3LDKの2階建てを税込本体価格999万円で建てられる商品です。今回紹介する5社の中では、最も価格を抑えられます。

断熱気密耐震保証デザインメンテコスト合計
3.02.03.53.53.03.518.5

6項目の合計は18.5点です。

999万円の家の強み

価格です。

本体価格を大きく抑えられるため、その分の予算を土地や外構、設備に回せます。住宅ローンの借入額を抑えたい人にとっても、大きなメリットです。

999万円の家の弱み

住宅性能です。

標準仕様では住宅性能が物足りず、断熱や設備のオプションを追加する人もいます。実際に、「オプションを加えたことで想定より費用が上がった」という声もあります。

ただ、もともとの本体価格が999万円と安いため、必要な仕様を追加しても、税込本体価格2,000万円以内に収めやすい商品です。本体価格だけで判断せず、希望する仕様を加えた見積もりで比較することが重要です。

999万円の家が向いている人

性能や間取りへのこだわりが強くなく、コストを最優先したい人

増田 圭太

アイダ設計の999万円の家は、とにかく価格を抑えた住まいだと言えます。

【希望条件別】自分に合うハウスメーカーはどこ?

【希望条件別】自分に合うハウスメーカーはどこ?

ここからは、希望する条件や重視したいポイントごとに、おすすめのハウスメーカーを紹介します。

性能を最優先するなら一条工務店・桧家住宅

住宅性能を重視し、間取りへのこだわりがそれほど強くない人には、一条工務店と桧家住宅がおすすめです。

業界最大手クラスの安心感とアフターサービスを重視するなら一条工務店、全館空調で家全体を快適にしたいなら桧家住宅です。

間取りにこだわるならタマホーム・秀光ビルド

住宅性能は標準的な水準でよく、間取りの自由度を重視したい人には、タマホームと秀光ビルドがおすすめです。

全国展開と保証の手厚さを重視するならタマホーム、耐震性能を重視するなら秀光ビルド(対応エリア内の場合)です。

コストを最優先するならアイダ設計

住宅性能や間取りへのこだわりが強くなく、建築費をできるだけ抑えたい人には、アイダ設計がおすすめです。

本体価格2,000万円以内で家を建てるときの注意点

本体価格2,000万円以内で家を建てるときの注意点

ここでは、本体価格2,000万円以内で家を建てるときの注意点を3つ紹介します。

本体価格は家づくりの総額ではない

2,000万円という金額は、あくまで税込本体価格です。実際には、仮設費用・各種申請費用・外構工事費用といった付帯工事費もかかります。

付帯工事費を含めた建物費用の総額は、本体価格の1.2〜1.4倍前後が目安です。本体価格が2,000万円であれば、建てる地域や時期によって差はあるものの、総額は2,400〜2,800万円ほどになります。

家づくりの総額には土地代も含まれる

建物にかかる費用に土地代を加えたものが、家づくりの総額です。土地から探す場合は、住宅ローンで無理なく借りられる金額を目安に、土地代と建築費の予算を決める必要があります。

本体価格だけで建築予算を決めると、土地にかけられる金額が足りず、希望するエリアでの家づくりを断念することにもなりかねません。

標準仕様はハウスメーカーによって異なる

同じ「本体価格2,000万円以内」でも、キッチン・洗面・断熱材・外壁などの標準仕様はハウスメーカーによって大きく異なります。標準仕様から変更すれば、当然その分の追加費用が発生します。

カタログやWebサイトだけでは、各社の標準仕様を同じ基準で比較するのは難しいです。ぜひショールームや展示場に足を運び、標準仕様に含まれる設備を実物で確認してみてください。

まとめ|本体価格2,000万円以内でも希望に合うハウスメーカーは見つかる

税込本体価格2,000万円以内でも、住宅性能や間取り、価格など、重視したい条件に合うハウスメーカーを選ぶことができます。

  • 住宅性能を重視するなら一条工務店(24.5点)/桧家住宅(24.0点)
  • 耐震性能を求めるなら秀光ビルド(21.5点)
  • 自由設計と保証の手厚さを重視するならタマホーム(21.0点)
  • とにかく価格を抑えたいならアイダ設計(18.5点)

同じ価格帯でも、住宅性能・標準仕様・間取りの自由度・保証内容はハウスメーカーによって異なります。気になる会社が見つかったら、見積もりや仕様を比較し、希望する条件を満たせるか確かめてみてください。

代表設計士増田圭太の写真

ハウスメーカーごとの違いは分かっても、希望や予算に合う会社を自分たちだけで判断するのは簡単ではありません。

ぶっちゃけハウジングでは、100棟以上の設計経験を持つ現役設計士の増田圭太が、土地探しから住宅会社選び、間取り、完成まで無料でサポートしています。

土地や住宅会社が決まっていない段階でも相談できます。特定の会社を無理に勧めることはなく、営業も一切ありません。

家づくりを何から始めればよいかわからない方や、住宅会社選びで失敗したくない方は、現在の状況を気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

香川県出身。地元・高松市の家づくりを熟知。
慶應義塾大学(数学専攻)卒業後、構造設計士の父の影響で建築の道へ。
住宅を中心に100棟以上の設計経験を持つ。
設計だけでなく住宅販売の経験も豊富で、施主が抱える悩みと住宅会社側の事情の両方を深く理解しているのが強み。

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